富士日記
夫武田泰淳と過ごした富士山麓での十三年間の一瞬一瞬の生を、澄明な眼と無垢の心で克明にとらえ天衣無縫の文体でうつし出す、思索的文学者と天性の芸術者とのめずらしい組み合せのユニークな日記。(「BOOK」データベースより) 日々が淡々と綴られています。何気ない日常の描写に驚かされたり、何気ない一言がユニークです。疲れたときや、考え事をして眠れない夜に読みたくなります。
View Articleもうおうちへかえりましょう
なりたいものは「素敵なひと」、だけど読むのは「月刊連続殺人鬼」。憧れは互いに高めあう恋愛、だけどするのは「さかのぼり嫉妬」。破壊的「ダメ人間」ぶりの告白が話題を呼んだ『世界音痴』に続く、気鋭の歌人穂村弘の第2エッセイ集です。 (アマゾン内容紹介より) 穂村弘さんのエッセイは中毒性が高いです。大人ってこんなものだと安心したり、呆れたり、共感したりしています。
View Article春にして君を離れ
優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱きはじめる…女の愛の迷いを冷たく見据え、繊細かつ流麗に描いた。(「BOOK」データベースより)...
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